宇宙まで垂直に伸びるケーブルを伝って、ロケットよりはるかに効率よく人や貨物を運ぶ、そんな輸送機関「宇宙エレベーター」が構想されて、約50年になります。その実現を目指し、宇宙を目指す乗り物開発に挑むプロジェクトをご紹介しましょう。
エレベーターで宇宙を目指すとは、どのような輸送方式なのでしょうか。現在構想されている、宇宙エレベーターの基礎をご説明いたします。
研究が進められているのは、宇宙エレベーターの中でも人や貨物を乗せる昇降機”クライマー”の部分。どのような発想を元に、研究が行われているのでしょうか。
開発した小型”クライマー”は、宇宙エレベーターのひな型を実際に昇降して実験が行われます。
開発者が競い合い、より先進的なクライマー開発を目指す競技会、JSETECとこれまでの参加実績についてご紹介します。
SPIDERという新しいクラスの軽量クライマーは市販のラジコンカーを簡単に改造して製作できる簡易版実験機で、その見本などがご覧頂けます。また、神奈川大学では高校を対象に、この機体製作の支援などを実施していますので、興味のある方は是非お問い合わせ下さい。