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・その1(工具他の準備)
・その2(RCカー製作の注意点)
・その3(アルミ板工作工具準備)
・その4(アルミ板の加工)
・その5(アルミ板への装着)

・その6(ダンパー調整)
・その7(車輪アーム固定の例)
・その8(その他、ギア調整など)
・その9(ブレーキシステム)
【備考】さらに高度な機体製作に関する参考サイトです。技術開発の歴史や理論などの解説もあります。
    (チーム奥澤による1200mまで昇降したSPECクラスの製作記録です)
SPIDER基本セット製作のヒント集(工作その3)

 いよいよSPIDERの製作です。でも、先に設計です。まず、車輪部分はどうしましょう? 対向ローラーの4輪型? 2輪型? 対向側にはダンパーは必要? シャフト型? 滑り板型?「色々な
SPIDER」のコーナーに、これまで作成されたSPIDERの写真を掲載してありますので、自分たちの機体をどうデザインするか参考にしてください。

基本図面の例です。A3版で印刷すると、そのままアルミ板に載せて穴あけなどに使えます。ただし、印刷サイズが微妙に違いますので、寸法線と実寸が合う様に印刷してください。 正確な図面を書かなくても、方眼紙にラジコンカーのシャーシを載せて、そのネジ穴を上からペンなどでマークして寸法を調べることもできます。 あるいは、少し雑になりますが、アルミ板に直接シャーシーを載せて、ネジ穴にマジックなどを差し込んでマークして、直接加工する方法もあります。でも、注意してくださいね。
 次のページでは宇宙エレベーター協会が製作した基本キットによる4輪対向ローラー型を作成します。
このページでは、独自に設計から開始した場合の加工用の工具などを紹介します。
また、神奈川大学が設計した図面もダウンロードできるので参考にしてください。
(神奈川大学版の基本設計図などはこちら:PDF)

 独自に設計する場合は、最初に設計図に合うアルミ板を購入します。厚みは2mm〜3mmが良いでしょう。重さも考慮します。
次に設計図に従いネジ穴や対向ローラー部分などの穴を空けます。タミヤのキットのネジは3mmですので、ネジ穴は3.5mmが良いでしょう。手動ドリルでも空けられますが、電動の小型ドリル(1000円位)があると疲れません。大きな穴は金属用の糸鋸で切り取りますが、糸鋸の歯を通す為にドリルで数カ所穴を空ける必要があります。
図面に従い加工したアルミ板です。今回、厚みは3mmを使用していますが、2mmでも上手な設計や補強すれば大丈夫です。 自分で加工するにはいろいろな工具が必要です。穴を空けるには、この様なハンドドリルとドリル(歯)が必要になります。 手回しでは疲れるので、この様な1000円程度の電動小型ドリルがある便利です。ネジも締められますし、穴も沢山あります。
 
アルミ板に大きな穴を空けるには金属加工用のノコギリや糸鋸が必要です。写真の金切鋸は直線的に切断するには良いですが、アルミ板中央部の穴などは難しいです。 アルミ板中央部の穴には、この様な金属用の糸鋸(金工鋸)が必要です。歯には金属用と木工用があるので注意が必要です。また、切断箇所に4mm程度の穴を空け、歯を通してから糸鋸をセットし、切断をはじめます。 この糸鋸はフリーウェイコッピングソーは360度好きな方向に切断できるタイプですが、歯を通す穴は大きめです。(4x16mm程度) また、ダイヤモンド歯もあり、よく切れます。
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