SPIDERはラジコンカーの部品を使用して製作し、競技会などで昇降させる制御は無線コントロール(プロポ)で行ないます。一方、上空100mを超えるとラジコン用プロポでは電波が届き難くくなるので、マイコン制御で昇降をしなければなりません。しかし、初めての方はラジコンカーを作ることで「ものづくり」の基礎を学び、完成品を地上で動かしてプロポによる制御方法を練習した方がよいでしょう。それでは、初心者の方向けにSPIDERの基本キットで作るラジコンカーの製作ヒントを写真で紹介します。 なお、タミヤのラジコンカー組立説明図はこちらからダウンロードできます。(同梱品とページ数などが違います)
機械加工はできるので、早く作りたい〜と言う方、 初期型機体の図面がダウンロードできます。(PDF)
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基本セットはラジコンカー本体と無線機(プロポとサーボ)、モーターやバッテリーと充電器などで構成されています。 |
ラジコンカーの例 |
プロポと小さなサーボの例 |
モーターやバッテリーの例 |
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製作を開始する前に工具や小物を入れる箱を用意する必要があります。それらを以下に紹介します。 |
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工具類例 赤線で囲った物は付属しています。十字架のような物は、六角形のナットを回す工具で、付属品以外の他の工具は自分で用意します。 |
100均で売っている工具1 ドライバーは握るところが大きいと疲れません。モーター固定の時に金属軸の長めのプラスドライバーは必要です。 |
100均で売っている工具2 ニッパ、ペンチ、ラジオペンチ。他にカッターやピンセットなども必要です。噛み合わせの良い物は部品を傷つけないのでお勧めです。 |
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100均で売っている工具3 穴を開ける2.5mmのハンドドリルまたはドリルの歯とピンバイスも必要です。アルミ板に穴を開けるには最低3mmのドリルが必要です。 |
ホームセンターにあるピンバイス 3mm程度のドリルが装着できる物を購入しますが、ちょっと高価です。 |
100均で売っている便利品1 部品や完成品、余ったパーツを保管するチャック付き袋も数種類あると便利です。大きさの違うセット品もあると思います。 |
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100均で売っている便利品2 仕切りケースは小さな部品やネジなどを分類保管するのに便利です。 |
例えばグループ単位で分類する。 部品が多いので最初に分類した方が無くならないので良いと思います。 |
ホームセンターなどではもっと大きい仕切りケースもあります。 |
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いよいよ製作! でも、その前にマニュアルを良く読んで、部品があるか番号で確認しましょう。 |
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プラスチック製のパーツには番号が付いています。赤線で囲った部分に部品グループの分類記号「A」やそれぞれの部品番号があります。 使う寸前まで切り離さないでください。 |
説明書にはその番号と組み立て方が書いてあります。さらに左側に実物大の絵がありますので、分からない部品は重ねてみましょう。 |
説明書には部品リストもあります。また、部品の袋にマジックで「A」など部品グループを大きく書くとわかり易いと思います。 |
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