SPIDERの製作では、ラジコンカーの部品を全て使いません。主要な部分は、リヤギヤケース(デフギヤ)、フロントギヤケース、モーター、リヤアーム、フロントアーム、ダンパー、プロペラシャフト、タイヤと固定用のネジ類です。それ以外にはコントロール用のサーボ類があります。従って、製作に慣れている方なら、それらの組み立てが終わったら、直ぐにSPIDERの実験機体製作をしても良いでしょう。 主要な部分お組み立ては説明書に詳細が書かれていますので、それに従って良く読んでから、部品を集めて開始してください。同じ部品が多いので注意しましょう。(部品番号の確認) また、特にギヤ類はバリ取り(切断した部分の残り)をしないと巧く回転しませんので、丁寧に作業しましょう。 なお、タミヤのサイト「タミヤRCスタートガイド 」やWeb上を検索すれば、各部分の詳細や作り方の指導を公開していますので、参考にしてみてください。例えばこちら「組み立てキットを走らせよう その1」(All About)
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Eリングの止め方、外し方(小さくて薄く、バネのように飛びますので、よく無くなります。) |
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Eリングは右上の図形の様な金属製の小さなパーツで、右下のシャフトなどの溝に押し込み、シャフトから部品がズレて落ちないようにします。写真は溝に合わせたところですが、Eリングは切り口が小さいので力を入れないと入りません。 |
Eリングを溝に押し込む時は、左の写真のようにEリングを溝に合わせ。ペンチでEリングと溝の反対側を挟んで力を入れると押し込まれます。(溝に入ったところ)(袋か箱の中で押し込んだ方が、外れて飛んでも見つかります) |
Eリングを外す時は、先端が小さいドライバーをEリングと溝の隙間に入れ、ドライバーをひねると外れますが、バネの力で飛びますので箱か袋の中で作業した方が良いでしょう。(本当は専用工具があります) |
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シャーシがほぼ完成した状態です。リヤ&フロントギヤケース、リヤ&フロントアーム、プロペラシャフトが装着されています。 |
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全体を見た写真です。 |
フロント側の写真です。 |
リヤ側の写真です。 |
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シャーシにタイヤとダンパー、モーター、受信機、サーボ、バッテリーを装着し、無線で動かせる状態です。説明書のNo.32まで完成です。ここまで完成したら、いよいよ改造してSPIDERに生まれ変わらせます。でも、各部分が正しく動くか確認する為にも、シャーシのみでプロポを使いドライブをしてみましょう。 |
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ほぼ完成品の全景です。危ないので配線はまとめてください。 |
リヤ側から見た状態です。危ないので配線はまとめてください。 |
フロント側から見た状態で、走行中に衝突しても良いようにウレタンバンパーを仮止めしています。 |
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この状態でプロポによる無線コントロールを練習してください。タミヤのプロポは不要ですが、プロポ(無線機)と受信機のペアリングをする場合があります。プロポの説明書を参照してください。 また、最初は直進しないと思いますので、No.13のステアリングワイパーのシャフト(L)と(R)の長さを調節し両方の前輪が平行になるようにします。ついで、No.27のプロポのトリム調節をして前輪が真っすぐになり、車体が直進できるよう微調整します。 |
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プロポの説明書にあるペアリングの方法(タミヤ製は不要です) |
説明書No.13のステアリングワイパーのシャフト(L)と(R)の部品BB-10を回して長さを調整して前輪を平行にする。 |
説明書No.27のプロポのトリム調節をして前輪が真っすぐになり、車体が直進できるよう微調整します。 |
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いよいよドライビングです。広い駐車場などでプロポによる無線コントロールで速度の調整の仕方を練習してください。ハンドリング操作はSPIDERにおいてブレーキシステムに変更されます。ラフェラーリの車体を真っ赤に塗装し完成させ、改造する前に楽しむの良いと思います。 |