2013年6月の
SPIDERミニレースの
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SPIDERチャレンジ? ラジコンカーを改造?
【簡易版実験機SPIDERって何?】
簡易版実験機とは一般社団法人宇宙エレベーター協会が考案した、下記のような市販のラジコンカーを基本に、少し工具類が使える人なら誰でもが簡単に改良し製作できる軽量クライマーであり、本格的な昇降実験ができるほか、走行会あるいは競技会に参加できる機体です。
下の写真は試験的に作成したプロトタイプで、外装を無くし内部を見えるようにしていますが、アルミ板に穴を空けてラジコンカーのパーツを組み込んで制作した基本構造体です。実際にはこの基本構造にサスペンションやベルトのガイド、ブレーキの追加やモーターと変速ギヤーなど各種装置の組込みと改良により、上空30m以上までの昇降速度と安全性、耐久性等を競い合うことになります。また、実験機のコントロールは無線あるいは自動制御などのクラス分けがあります。
【SPIDERとは】
宇宙エレベーター協会では2013年度から「SPIDER」という新しいクラスを設けて、この簡易版実験機(軽量クライマー)を対象とした競技会等を開催します。競技会等のレギュレーションはまだ決まっていませんが、ラジコンカーのパーツを使うことが基本となります。この実験機が、テザーと呼ばれる幅3〜5cm程度で厚みが1〜2mm位のベルトを約30m〜300m程度昇降し競技するとことになります。詳細は近日中に協会から発表があるでしょう。
神奈川大学では神奈川県と協働で、企業の協力などを受けながら、高校生によるSPIDER(クライマー)の製作を支援します。
なお、神奈川大学には30mの走行施設(下写真参照)がありますので、試験走行やミニレースを適宜実施する予定です。


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