青少年のためのロボフェスタ2019に参加しました




    目次
  1. ロボフェスタ2019
  2. 展示準備
  3. 1日目 - 8月31日
  4. 2日目 - 9月1日
  5. 質問コーナー

ロボフェスタ2019

8月31日(土)~9月1日(日)10:00~16:00で神奈川県立青少年センターで「青少年のためのロボフェスタ2019」が開催されました。神奈川初の学べる。遊べる。ロボットの祭典ということで、私達神奈川大学宇宙エレベータープロジェクトも出典しました。2日間を通して、色々なブースでロボットの展示や、プログラミング体験、またロボットバトルを行ったりと、子供から大人まで体験して楽しめる内容でした!

県立青少年センター正面入り口での展示の様子

展示準備

神奈川大学宇宙エレベータープロジェクトは県立青少年センターの正面入口付近で展示を行いました。前日準備として展示のための物品を車に積め込み、当日の朝に大学から青少年センターまで物品を運びました。これは大学と青少年センターが近いからできることですね、。朝の10時から展示を行うということで、昇降実験機(クライマー)と、登るためのベルト(テザー)を張り、宇宙エレベーターについてのパネルも展示するなど準備を行いました。オープンキャンパスに引き続き屋外での展示、また青少年センター正面入口での展示だったため、多くの方に見ていただくことが出来ました!また、LEGOで作ったクライマーの展示と実演、また操縦体験もしてもらいました。そして大型のモニターも用意し宇宙エレベーターに関する映像を流しながら説明を行ったりと、たくさんの方に宇宙エレベーターを知ってもらういい機会になったのではないかと思います!

1日目 - 8月31日

ロボフェスタ初日、まず驚いたのが、3週間ほど前に神奈川大学の横浜キャンパスで行われたオープンキャンパスと異なり、見に来ていただく方の年齢が様々ということです!やはり、大学外ということで、進学を考える高校生と言うよりは、ロボットやラジコンが好きな小学生、幼稚園生が家族連れでの方々が多かったです!それに伴い説明や質問される内容も変わったですが、説明は「宇宙エレベーターってなんだろう」といった宇宙エレベーターの説明がほとんどでした。多かった質問は最後にまとめようと思います!ちなみにこの日は晴れていましたが、午前中はずっと日陰でかつ、すぐに涼しい室内に入れたので快適でした。ただ、夕方にかけての西日はとんでもない威力でした。1日目が終わった後は青少年センターの屋内に物品を保管させていただき、解散しました。

2日目 - 9月1日

2日目。今日も快晴でした!きっと晴れ女がいるんですね。今日は、初日と異なり他のブースを見に行くことができました。室内に入ると簡単なロボットを製作できるキットが売っていたり、午後には大きな会場で小型の二足歩行ロボットのバトルを行っていたりと、かなり充実していました。そういった体験型の展示だったこともあり、私たちのブースでも多くの子どもたちに動くの?と聞かました。ぜひ体験をしてもらおうということで、LEGOで作ったクライマーのコントローラーを渡し、昇降の体験をしてもらいました。またこの2日間、多くの子ども連れのご家族に来ていただいて、私自身スムーズに子どもとコミュニケーションを取れるようになりました。

質問コーナー

多くのお子さん、またお子さんを持つ保護者の方からいただいた質問をまとめました。個人的な回答も混ざっていますので、ご了承ください。

Q. 「エレベーターはどこに繋がっているの?」「どこに行けるの?」「月につながっているの?」

A.
まだ、構想の段階ですが、現在考えられているのは、地球の自転に合わせて1本の長いロープの端に重りをつけて回す。というものです。ある場所に繋がっているという構想は難しいです。現在、国内外で様々な企業・グループが取り組んでいますが、宇宙エレベーターの実現には多くの課題も残ります。

宇宙エレベーターについて詳しくはこちら(外部サイトへリンクします)

Q. 「小さい頃から、こういったものづくりに興味はありましたか?」

A.
保護者さんから多くいただきます。これは人によるとは思いますが、わたしはロボットという形ではなく、裁縫とかビーズとかを使ったものづくりは小さい頃から好きでした。ただ、高校に入るまで携帯電話やパソコンと無縁だったので、ハードウェア、ソフトウェアともに今必死に勉強中です。なので、興味はあったかもしれないですが、やったことはなかったという回答になります。

Q. 「理系の女の子は多いのか?」

A.
小学生や中学生は分からないですが、大学の私の学科(工学機械工学科)は未だに女子は少ないですね。私の学年は多い代と言われていますが、10%以下です!これでもひと昔前よりは増えたと言われるので今後は増えていくのではないでしょうか。ちなみに学科によっても比率は異なります!


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